【鉄道模型】京阪電鉄 600型「けいおん!」ラッピングを作ろう-#0 じゅんび!- [鉄道模型]

さて、今回から何回かに分け、最近手に入れたものの中から、京阪600型「けいおん!ラッピング」車両の製作を紹介していきたいと思います。

京阪600型は、京阪の中でも路面電車のような性格を有する、かつての京津線、そして今は石山坂本線を舞台に活躍する車両です。
前面は新規に作られていますが、車体は既存の350型や500型を改造しているものになります。

前面形状も、601~608までは窓が平面でしたが、609以降は曲面を取り入れたパノラミック・ウィンドウに変化しています。
今回、製作することになるけいおんラッピングは、この後期型といえる613-614号がモデルです。



プラッツから発売されたプラモデルは、車体のベースにグリーンマックスが発売している板キットの側板・前面などのパーツと、プラッツが新たに型を起こした床板・床下機器・台車・パンタグラフと前面のパーツをミックスしたもので、完全なディスプレイ専用となっています。

わたしも、最初はこのキットをストレートに組み立てることを考えました。
ですが、各所のブログ等にアップされている日記や記事を参照すると、このキットを詳細に眺めた場合、実際の形状とそぐわなかったり、いろいろ問題点もあるので、今回の製作においては

1.まずは基本、キットパーツを生かしてお手軽に組み立て実車の雰囲気を楽しむ
2.しかし、どうしても目につく部分(後述)は手を加える
3.可能であれば動力を入れて走行可能にする

という点を目標とします。

箱を開いてみると、元々のグリーンマックスのキットでは、600/500/350型が製作できるようになっていて、これらの前面パーツや、側板が入っていますが、それはプラッツのキットも同様です。
ですので、元のキット同様、600型として組み立てた場合「片開き扉・両運転台」の側板2枚と前面がいくつか余るので、260型の両運転台車や、オリジナルの車両を作ることもできます。

ただし、この元キットは「600型の一次車(601~)」を想定しているため、そのまま組み立てたのでは、まず連結面の形状が異なります。
キットでは雨どいが一直線に同じ高さになっていますが、実物は若干張り上げ形状になっています。
ここは目につく部分なので、変更することにしました。

また、床下機器は今回、プラッツが新たに起こした型から作ったものが入っていますが、なんと同じものが2枚入っているのです。
613号車(奇数車)を作るにはこれで合っているのですが、614号車(偶数車)は、まったく違う形状なので、新たに製作しなければなりません。


改修を加える際のモデルとして、本当は実車の取材ができれば最高なのですが、北海道から京都は遠いので、格好の研究資料として手に入れたのが、先日発売になった鉄道コレクションの京阪600です。

鉄道コレクションは、通常のNゲージ車両と比べてプラスチックを多用し、安価に作られたものではありますが、なかなかモデル化されなかった中小私鉄の車両やディーゼルカーがラインアップされることから、毎回人気を博しています。

今回、17弾では京阪600のほかに、一般色となった350型の3両がラインアップされています。
他にも人気の車両が多いことから早々に売り場から消えてしまいましたが、そんなとき便利なのはやはり、ヤフオクです。
600もある程度は流通していて、まだ買うことができます。そんなオークションから手に入れました。

しかも、モデル車両である613-614号車に近い形状の609-610号車ということで、格好の判断材料になります。

ざっと書いてみましたが、今回は「じゅんび!」なので、次回からさっそく製作に取り組んでいきたいと思います。
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